こまつの杜の毎年恒例の行事「しめ縄づくり」。

げんき里山内で育てたもち米の稲わらを使って作られるのですが、出来上がるまでの工程がいくつもあって、とても手が込んでいます。

まずは稲架干しして干した稲わらの選り作業から。

昔からある道具『千歯こき』を使ってある程度整えた状態にした後…

手作業で細かく選別していきます。

 

何日もかけて選り作業をし、しめ縄を作り始めるのはおよそ一か月後。

するすると〆ていく、美しい手つきにうっとり…

できたぞー！って、とても嬉しそうな表情をパチリ。

 

そしてある日はこんなに大きなしめ縄を…

こちらはこまつの杜未来館の入り口にかける予定のもの。

とっても立派で大人６人がかりで仕上げていっています。

そんな力仕事のすぐお隣では…

しめ縄に付けるお飾りを手作業中。

キレイに仕上がっています…

皆さん、本当手さばきがうつくしい！

 

さぁ、そして別の日。

それぞれのしめ縄に飾りを付けていきます。

OB山本先生を囲む形で和気あいあいと作業は進みます。

左右のバランスが大事なんやぞ

のお言葉を受け、皆さんバランスを何度も確かめて…

これでいいかな？どうかな？

素敵に出来上がりました！

 

同じ作り方のはずなのに、手作業だとひとつひとつ表情が違っているのがいいですよね。

とても多くの福を運んでくれそうな、気持ちのこもった「しめ縄」が無事、完成しましたよ！