10月10日（金）の午前中、こまつの杜のげんき里山に旅する蝶で有名な「アサギマダラ」が飛来しました！

毎年、アサギマダラが飛来しそうな９月下旬から10月下旬にかけて里山イベント部会の「花と蝶飼育観察チーム」のメンバーが交代で、午前2時間、午後2時間の一日二回、げんき里山に咲いているアサギマダラがよく蜜を吸いに来るのフジバカマ周辺で調査を行っています。

フジバカマにはいろいろな蝶がたくさん蜜を吸いにきます。

アサギマダラは「渡り」をする蝶です。渡り鳥と同じで季節によって移動します。飛行距離は最高2500キロにもなります。小さい蝶にものすごいパワーが秘められていますね！

秋には気温の低下と共に暖かい南へ移動を開始し、九州や沖縄、八重山諸島や台湾まで海を越えて飛んでいきます。

その途中でこまつの杜にも飛来します。

捕獲したアサギマダラはマーキングして再び放蝶します。

マーキングした情報はアサギマダラのサイトに登録し、全国の人たちと情報を共有します。

今回の蝶は翅にマーキングされていませんでした。マーキングがあるとどこから飛来したのか分かります。

こまつの杜でマーキングした蝶が再び、捕獲されると「石川県小松市のこまつの杜」を通って飛来したとわかります。

アサギマダラを見つけに、こまつの杜に遊びにきませんか？